クエン酸塩ってなに?

クエン酸塩は数多くの医薬品に用いられている


数多くの薬品で用いられる

シルデナフィルはED治療薬の名前でもあり、また成分の略称でもあります。成分は正式にはシルデナフィルクエン酸塩といいます。クエン酸塩は様々な成分との化合物を形成するので、多様な薬品で利用されています。たとえばモサプリドクエン酸塩は消化器官のセロトニン受容体を刺激することで胃炎の症状の緩和に役立ちますし、タンドスピロンクエン酸塩は、神経症の抑うつ状態や心身症、睡眠障害の治療に使われています。

錠剤の成分

ED治療薬としてのシルデナフィルは主な成分がシルデナフィルクエン酸塩で、このほかセルロースやヒプロメロースなどを含有しています。セルロースは服用や調剤をしやすくするための添加物で、ヒプロメロースは粉末を結合されるための添加物です。また、他の薬と間違えないように青色に着色されていますが、これには酸化チタンや青色2号などの添加物が配合されています。

シルデナフィルクエン酸塩を含む健康食品もある

漢方薬や強壮剤は健康食品という扱いになります。健康食品とはいえ、食品であるので一般的には医薬品の成分を配合するのは違法ですが、健康食品のなかにはシルデナフィルクエン酸塩を含むものもあり、摘発の対象となっています。日本では2006年に厚生労働省が調査を行い、シルデナフィルクエン酸塩を含有する一部の健康食品を注意対象としています。漢方強壮剤の九牛神鞭や女龍、いきいきパワーなどの製品に含まれると報告されています。

シルデナフィルクエン酸塩の使用上の注意

シルデナフィルクエン酸塩はバイアグラだけでなく、他のED治療薬にも用いられている成分です。主に男性のペニスの血流を良くして勃起不全を改善します。血流が促進されるので、たとえば顔のほてりや紅潮、目の充血などの副作用が発生することが多くあります。人によっては頭痛がする場合もあります。

ジェネリックにも使われている

バイアグラの特許はすでに終了しているので、国内外で多くのメーカーからジェネリック医薬品が販売されています。先発のバイアグラに比較して安いというメリットがあります。これらのED治療薬にもシルデナフィルクエン酸塩が配合されており、基本的な効果はシルデナフィルと変わりません。購入の際には、シルデナフィルクエン酸塩の含有量を調べることが大切です。容量を増やせば勃起力や持続力も高まりますが、副作用の発生するリスクも高まります。