バイアグラに関連する犯罪行為

バイアグラの偽物はオンライン販売で多い


個人輸入は犯罪か?

新薬の開発はアメリカやドイツなどで盛んに行われており、日本で承認される前に話題になることが多くあります。バイアグラもそうした事例のひとつで、アメリカで販売が開始された1998年には個人輸入で入手する人が増加しました。薬物の個人輸入のブームに一役買ったと言われています。医薬品の個人輸入は犯罪行為ではないかと考える人も多くいますが、実際には一定の制限を守ったうえなら合法とされています。海外で販売されている医薬品を輸入販売するには国からの許可が必要で、無許可で販売すると犯罪行為として処罰の対象となります。ところが、個人が自己判断で利用するための薬を輸入する行為は違法ではありません。海外で暮らしていた人が日本では承認されていない薬を使用している場合に、日本へ移住したときにそれが使えなくなるのは良くないという考えからです。

オンライン販売は違法か?

医薬品は、個人で使うことを目的に輸入するのは合法です。バイアグラだけではなく他の薬でも認可されていない業者が販売することは禁じられています。インターネット上にはバイアグラの「オンライン販売サイト」が存在していますが、厳密に法律を適用したら犯罪行為と言えるでしょう。ただ、こうしたサイトの多くは「個人輸入の代行」で、個人で使う分を輸入する際にアドバイスをするというスタンスです。また、薬剤のインターネット通販サイトは海外に拠点を置いているため、日本の法律の適用外であるため、取り締まりの対象にはなっていません。

偽物に注意

海外からのオンライン販売で買えるED治療薬には偽物が多いと言われています。厚生労働省が2011年に実施した調査によると、日本向けのオンライン販売サイトで購入されていた69製品のうち18が偽物の治療薬でした。厚生労働省は、個人輸入では抗がん剤のアパスチンや抗インフルエンザ薬のタミフルなどを注意すべき医薬品に挙げています。偽物のバイアグラを服用すると、様々な健康被害が発生することが懸念されます。ED専門のクリニックでは注意喚起を行っています。バイアグラは元来は狭心症の薬として開発されたものです。血管を拡張して血流を増やす作用があります。もし有効成分が多すぎる場合には、全身の血圧が下がりすぎて意識を失う可能性があり、最悪では死亡するリスクもあります。購入の際には充分に注意しましょう。